2020/04/01 06:00


年賀状を彩るものに自前の写真やイラスト、詩歌などがあるところ、詰将棋作家は自作の詰将棋を添える。これを「年賀詰」と言います。

新年にちなんだおめでたいもの、あまり難し過ぎず、お屠蘇気分で解けるものがいいでしょう。私も一つ手掛けてみようと思ったことが、今でも詰将棋を作り続けるきっかけになりました。

ピリ辛流作


今年も2局創作。上図は初級者向け。盤面の配置が「1・1」(一月一日)、さらには算盤で「2020」を表しています。(作意手順)▲3二角成△1三玉▲1二桂成△同玉▲1三歩△同玉▲1四飛まで7手詰。


上のサイトでは詰キストの年賀詰を収集し、コンテストも開いています。拙作(#13、上に似た配置の有段者向け)も錚々たる顔触れの末席を汚し、恐縮の限りです。


新型コロナウイルスの暗い影。今できることをやるよりないかな。とりあえず来年の年賀詰を仕込み終えました(笑)。